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iquが大切にしている3つのこと

​歌の練習は「ほぼ筋トレ」

まずはじめに、私のレッスンは

「ほぼ筋トレ」です。

私のレッスンを受けてくださる生徒さんから、

「歌うのってこんなに疲れるんですね!」

という声をいただくことがあります。


そう、歌うのって疲れるんです(笑)


疲れるというか、

疲れる=今まで使っていなかった部分を使って歌う

ので、いつもよりしんどいなと思う。

慣れてくるとだいぶその感覚はなくなります。


私にとって歌うのはスポーツと似ていて、

「いかに身体を意識して使うか」

がポイントだと考えています。

感情表現ですら、筋肉(表情筋など)を使います。

なので、歌を上手く歌うには、

そのための筋肉を鍛えるトレーニングが必要なのです。

歌をバスケットボールに例えてみます。

練習をする前からスリーポイントシュートが入ることはそうありません。

最初のうちは、ゴールまでの距離感やボールを投げる筋力、

身体の力の入れ具合が身についていないからです。

でも、少しずつ練習を重ねることによって、

シュートは入るようになります。

ゴールに届かなかったボールが届くようになる。

的外れなシュートの軌道が綺麗に弧を描くようになる。

これが歌で言うところの「高い声」が出るようになったり、

「声の響き」が良くなったりするということです。

練習は本当に大事。楽しみながら練習する。

まずはこれが大切にしている1つ目です。

身体を楽器として扱う

「ド」の音を出してみてください。

そう言われたら、あなたはどうしますか?

なんとなく出してみる。

という人が多いのではないでしょうか。

ピアノには、ここが「ド」だよ、と定められた位置があります。

しかし、ヒトにはそんな場所は定まっていません。

人によって感覚は様々です。

無意識に出している音を

しっかり意識して出せるようになれば、

音程は確実に良くなります。

声の響きも、口の形や舌の位置、

声を出す方向などをしっかり意識することで、

色んな声色を出せるようになります。

身体を楽器として扱うことで、

歌う歌の表現力が増します。

​これが2つ目に大切にしていることです。

歌はテクニックだけが全てじゃない

歌を練習していくうちに、

「「歌がうまい」ってなんなんだろう?」

という壁にぶつかることもあります。

音程が良くて、リズムもぴったり。

テクニックは上達しているはずなのに、

何か物足りない感じになってしまう時もあります。

こうなると、技術だけにとらわれすぎている状態です。


そんな時は、思いっきり感情的に歌いましょう。


人間の持つ不完全な「揺らぎ」が、

機械的ではなく、人間らしい、あなたらしい歌声なのです。


技術とメンタル、両方のバランス。

これが3つ目の大切にしていることです。

iqu

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